納得できない!事故の顛末 その7 〜判決文入手〜

裁判の判決文の控えが弁護士から送られてきた。

↓主文。被告である僕の過失割合が10%、原告である先方の過失割合が90%であることが明記されている。これによって双方から車の修理費用を支払い合うことになる。裁判費用の負担もこの割合となる。


↓僕と僕の担当弁護士が激怒したのはこの部分。停止線で一旦停止しなかった僕に過失があると書かれている。


しかし、その前文で先方がまったく前を見ていなかったことを指摘しているのだ。もし僕が停止線で止まっていれば真後ろから追突される形になり、ムチ打ちになっていたことは必至だ。回り込んで止まったからこそ後方の車に気づき、身構えることができたのだ。裁判官はなぜこの理屈が分からないのだろう。肉体的な被害が大きくなったとしても交通規則を守れとでも言うのだろうか。自分の身を守って過失を問われたのではたまらない。まったく教条的であきれるばかりだ。光市の親子殺人事件と言い、昨日の秋田の判決と言い、この国の司法はまったくもって信用できない。

| comments(0) | 事故の顛末 | by yabusho
納得できない!事故の調査結果 その6 〜判決〜

昨日、1月31日に簡易裁判所で判決が下った。

責任割合は、僕1:先方9。予想通り0:10とはならなかった。
弁護士の先生は「本当にひどい判決だ。これが簡易裁判所レベルだ」と憤っていた。曰く、控訴されると裁判官の評価に影響するため、極端な判決を出さない傾向があるとのこと。どちらもある程度満足できる判決を下したがるらしい。「控訴すれば0:10になる可能性もあるが、そのためにまた時間を使うことになりあまりお薦めできない」とアドバイスされたので、控訴は断念することにした。元々、勝っても負けても懐は痛まない。「自分の方が悪い」とされた民間調査会社の結果に納得できなくて起こした裁判だ。少なくとも相手が悪いという判決が出たわけで、これ以上追求しても時間を使うだけで得るものが少ないと思った。

しかし、まだ納得していないことがある。例の民間事故調査会社だ。最初からこれに近い判断がされていれば裁判することもなかった訳で、何とかして彼らの責任を追及できないものか。金をもらって仕事をしているのだ。その結果に責任を持つのは当然だろう。保険会社を問いただしてみようと思う。

| comments(2) | 事故の顛末 | by yabusho
納得できない!事故の調査結果 その5 〜説明義務〜

〜昨日の続き〜

昨日も書いたが、とにかく裁判での説明事は一切ない。裁判官の自己紹介もなければ、周囲に座っている人達の紹介もない。その代わり、当事者である「原告」と「被告」の確認は行われる。要は裁判とは裁定する側だけの論理で動いていて、当事者である我々は誰がどのような仕組みで判断しようとしているのか知ることはできないのだ。納税者である我々は裁判を受ける権利を持っている。裁判費用も負担しているし、裁判所からすれば我々は「お客様」であるはずだ。もちろん、そんな意識は彼らは持っていないし期待もしていないが、それにしてももう少し説明義務を果たすべきだろう。少なくとも裁判に関わる人達の紹介と役割の説明があってしかるべきだと思う。陪審員制度の導入が予定されているが、その前にもっと裁判の形を変えることを考えたらどうか。     

今回の裁判の結果は来年1月31日に出るらしい。

| comments(5) | 事故の顛末 | by yabusho
納得できない!事故の調査結果 その4 〜ついに裁判所へ〜

4月の事故の件でついに裁判所の証言台に立った。

もちろん、生まれて初めて。10時に弁護士の事務所へ行き、そのまま地方裁判所へ。受付も何にもなく、控え室に入る。 ここで弁護士と雑談。別に裁判の作戦を練っていたわけではない。単に世間話していただけ。これで緊張感が多少とぎれた。しばらくすると黒い裁判服?を着た人(後で分かったけど書記官らしい)が部屋に入ってきて、宣誓書にサインを求められた。時間となり、法廷に入ると相手はすでに着席していた。

裁判官から見て向かって左側に「原告」の僕、右側に「被告」の相手が座る。裁判官の前にさっきの書記官がいて、右手にもう二人男性が座っていた。(これも後で分かったけど「審議員」という人らしい) 傍聴席にも一人男性がいたが、いったい誰だったんだろう? とにかく、何の説明もないので誰が誰だか分からなかった。

裁判の冒頭で宣誓文を読まされた。「嘘をつかない。何も付け加えない」という趣旨のものだが、これを被告と二人で唱和させられた。いい歳したオッサンが二人で声を合わせるのは気持ち悪い。ましてや原告と被告という立場で共同作業をさせられるのは違和感があった。なんかおかしいぞ、日本の裁判。

さて、裁判はまず被告に対する弁護士からの質問から始まった。当時の事故の状況やなぜその道を通ったかなど、事実関係を確認していく。話の内容に違和感はなかったが、まっすぐ行けばいい道をわざわざ一度下に降りてまた登っていくことに対しての理由はイマイチよく分からなかった。

自分の弁護士からの質問が終わると、今後は相手方(僕)の弁護士からの質問となる。刑事裁判なら検察官の役割だ。さすがに僕の担当弁護士はポイントを突いて的確に質問を行い、相手が「まったく前を見ていなかった」という点を認めさせることができた。また、事故直後に僕の車が追い越して前に割り込んだと警察官に話した件については、「反省しています」と自ら否定した。

次に僕に対する弁護士からの質問。こちらも僕の主張を巧みに引き出してくれて言いたいことが言えた。「ブレーキを踏んで減速し、ウインカーを出して一次停止したところにぶつけられた。これ以上何をすれば良かったのか」 そして、相手方弁護士からの質問。30代くらいのメガネをかけた「いかにも」というヤツだ。少し甲高い声がカンに触る。こいつは何とかして僕の過失をほじくり出そうとして質問してくる。

弁「ウインカーを出したのはもっと先だったのではないですか?」

僕「いいえ、違います。左折した直後に出しました。」

弁「右に回り込む時、ウインカーは戻りますよね。左折しようとした時はウインカーは出ていなかったんじゃないですか?」

僕「右に回ってウインカーが切れた後、すぐに左折のために左にハンドルを切るのでその時またウインカーを入れました。切れていた時間は一瞬です。」

などといちいちこちらの証言を否定してくるので、それを全部論破した。     

最後に審議員から、「後方の車に注意していましたか?」と質問されたので、「左側面や左後方ならともかく、真後ろにいる車にどう注意を払えばいいのですか?」とやり返した。また、「あなたも一時停止ラインで停止していませんね」と言われたので、「そのラインで一時停止しても安全確認ができない。私は左折するために安全確認できるところで一時停止している」と反論した。

裁判が終わり、僕の担当弁護士は審議員の質問に対して「この事故の本質ではない」「素人が増えて困る」とこぼしていた。あとで裁判官に「申入書」を入れるらしい。最近、この手の裁判でひどい判決が出ていて困っているとも言っていた。素人の僕から見ても、最後の質問は何の意味があるのかと思う。そもそも前を走る僕ではなく、相手が一時停止していればこの事故は起こっていない。また、もし審議員が言うように僕が停止ラインで一次停止していれば、モロに追突されただろう。なんせ相手は「まったく前を見ていなかった」のだから。そうなると僕は身構えることもできずに頭をフロントガラスに突っ込んでいたかもしれない。審議員はそこまで想像して質問しているのだろうか?

どうも裁判全体の雰囲気として、100対0みたいな極端な判決を出したくないという意志を感じた。「あなたにもそれなりの過失があったんでしょう」的な話が見え見えだ。被告に対しては何も質問しなかった審議員は、僕にばかり過失を認めさせるような質問を行ってきた。全部やり返したが、それを裁判官はどう感じたか。停止ラインについては、「左折する車は誰もそこでは止まっていない。行政はもっと実態を見て位置を設定して欲しい」とまで言ってしまったからね。「生意気な反体制論者」と思われたか。ひょっとしてこの裁判、負けるかも。。。

| comments(1) | 事故の顛末 | by yabusho
納得できない!事故の調査結果 その3 〜反訴へ!〜
4月の事故の続報。
先方の保険会社から提示された50:50という過失割合を拒否したら、要求額が60万円以下に適用される「少額訴訟」を起こされた。裁判になるということは6月くらいから聞いていたので、今か今かと待っていたらやっと先々週の土曜日に簡易裁判所から通知が来たのだ。

早速、東京海上火災に連絡。弁護士を用意してもらって土曜日に会ってきた。僕の入っている保険は弁護士費用まで出るので、勝っても負けても懐は痛まない。(だから突っぱねてきたのだが) …この弁護士さん、さすがに話が早い。事故の状況を説明し、先方の主張の根拠となる判例タイムスを見たとたん、「これは違いますね」と即答。僕の主張がもっともだとし、「反訴しましょう」ということになった。簡易裁判所で行う少額訴訟ではなく、本格的な裁判だ。弁護士からは「調査会社のレポートがいい加減。こんなレポートを作るから混乱することになる。いっそ、調査会社も訴えたらどうか」との話も出たが、さすがに東京海上火災は「今後の付き合いもあるので。。」と逃げ腰。僕としてはやりたかったが、ここは引き下がった。

今回の事故でやっとまともに判断できる人物に出会った。調査会社の担当者も保険会社の担当者も頭が固くてまったく話にならなかったが、さすがに弁護士。100%勝てる自信が湧いてきた。要求は0:100で、僕の過失はなしという主張で行く。判決はどう出るか分からないが、主張するだけで溜飲が下がる。来週の月曜日、こちらの主張を証明するために弁護士と現場検証することになった。裁判でも証言することなるだろう。ちょっとめんどくさいけど仕方ない。滅多にない経験ができるので、人生勉強と言うことで。
| comments(0) | 事故の顛末 | by yabusho
| 1/2PAGES | >>