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「ロードショー」休刊

「ロードショー」休刊へ…発行部数5万部まで落ち込む(zakzak)

福田総理の辞任で大騒ぎだった昨日だが、個人的に響いたのはこのニュースだった。

高校生の頃は「映画少年」だった。なけなしの小遣いをはたいて映画館に通った。今と違ってビデオやDVDは無かったので、新作は封切館で観られるけど旧作はなかなかチャンスがなく、市内にまだあった2〜3の名画座にやってくるのを待つしかなかった。で、仕方なく買って読んでたのが映画雑誌。名作やスターの特集記事を読んで「観たつもり」になっていた。

当時(1977〜79年頃)洋画ファンを対象とした雑誌は2つあって、もう一つが「スクリーン」だった。僕がロードショーを選んだのは毎月付いていた付録に惹かれたから。映画のポスターやステッカーなど、部屋に貼りまくっていた。「通のスクリーン、ミーハーのロードショー」という感じだったか。たまに記事を見てスクリーンに浮気するものの、すぐに付録に釣られてロードショーに戻っていた。

ロードショーは1972年の創刊で、最盛時の1983年には35万5千部の発行だったという。それから徐々に部数を落として最近では5万部。83年以降と言えばちょうどレンタルビデオが出てきた頃。もう高校生だった僕のように雑誌を読んで映画を「バーチャル鑑賞する」必要もなく、好きな時に好きなタイトルを観られるようになった。便利で映画が身近にはなったのだろうけど、「本を読んで映画を想像し、映像の期待を膨らませていた」僕の時代も、映画に対する純粋な気持ちが持てたと言う意味ではまんざらではなかった気がする。

| comments(0) | 感じるまま | by yabusho
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