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タイの混乱

タイ軍、強制排除せず 首相府占拠、長期化の様相(nikkei.net)

タイがきな臭い。

現在のサマック首相は2年前のクーデターで海外に追われたタクシン元首相の傀儡と言われ、反政府運動が根強い。鍵を握る陸軍は首相府に集まっている反政府団体の排除を行わず、市民同士の衝突防止につとめているとのこと。いつもならこのあたりで民意を受けた陸軍がクーデターを起こし、国王陛下に許可をもらって政権交代というのがパターンだが、今回は様子が違う。想像するにプミポン国王の威光に陰りが出ているということか。英邁なプミポン国王も80歳を超えた。2年前のクーデターもタクシン元首相が国王の権限を狭めようとしてクーデターが起こったという噂があったが、そもそもクーデターで追われた元首相の傀儡政権が成り立っていること自体が不自然だ。

アヌポン陸軍司令官は現政府と反政府勢力の勢力争いを見定めているのだろうか。万が一、国王陛下の身に何かあるとタイ国内が混乱するのは間違いない。まさか王制打倒のようなクーデターが起こるとも思えないが、跡継ぎ問題も絡んで予断を許さない状況ではある。

| comments(0) | タイのお話 | by yabusho
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