まったく突然だが、ギターを始めることにした。正確に言うと中学・高校とやっていたので再開ということになる。何がきっかけ?うーん、自分でもよく分からない。
家にあるギターはYAMAHAのL5というフォークギター。大学に入った年、卒業前の3月に1ヶ月間サーカスで売店のアルバイトをやって稼ぎ、5万円で買ったものだが、結局、大学時代はほとんど弾くことがなかった。サンバースト仕上げのきれいなギターだ。その後、何度か引っ越ししたがどうしても捨てられなくてまだ家にある。もう30年になり、弾き続けていれば相当に音が良くなっていただろう。埃を被ったハードケースを開けると、特にどこも傷んでいないように見えた。
amazonで弦と調律機を買った。昔は音叉で音合わせをしたものだが、最近はこんな便利が機械が安く(¥1,480)手に入るのだ。久しぶりに古い弦を外して張り替える作業をした。弦を外した時ネック側のブリッジがポロッととれた。接着剤が古くなっていたらしい。そりゃ、30年も経つんだ。これ以外に特に問題がない方が不思議だった。
調律機の使い方がよく分からず手間取ったが、とにかくチューニングはできた。さぁ、弾こうと始めたがコードが出てこない。右手の動きもぎこちない。アルペジオもスリーフィンガーも忘れてしまっている。なんということだ。自転車と同じで、一度覚えたら一生忘れないと思っていたのに。。仕方なく、弦と一緒に買った「おとなの楽しいギター弾き語り曲集 R35 フォーク・ポップス・歌謡曲 永久保存版」で勉強し直すことにした。果たして昔のようにサイモン&ガーファンクルが弾けるようになるのか。。